作業連絡用通信システム

作業連絡用通信システムは、大規模な工事現場でのクレーン作業や、パーラーなど、多くのスタッフが使用するのに適した通信システムです。通話は必ず親機が中継をして行います。親機を見通しの良い所に設置することによって、広範囲な通信が可能になります（※親機を使用しないで子機同士が直接通話することはできません。）親機（R9020）は同時に最大4台の子機の電波を中断することができるので、この通信システムでは、親機＋子機4台の合計5者同時通話が可能です。

自動通話

固定したチャンネルで通話するチャンネル固定通話方式に加えて、空いているチャンネルを自動的に検出して通話する自動通話方式が使用できます。自動通話方式では1台の親機に設定できる子機の台数に制限がなくなり、大規模な工事に対応できます。（自動通話方式では同時に通話できるのは、親機＋子機3台までになります。）

個別型トーン

もしチャンネルがかぶってしまっても、不要な電波の音声出力を防止するトーンスケルチを搭載。さらに親機の各受信チャンネルごとに別々のトーン周波数を使用する個別型トーンスケルチも設置可能。より強力に不要な音声をカットします。

リモコン設定

親機が離れた場所に設置されていても、親機の各機能は子機からリモコン設定できます。もちろん親機本体でも、大きな液晶表示で容易に設定が可能です。

受信ユニットの独立設計

4個の受信ユニットの受信音量を個別に調整可能です。子機を使う声の大きい人、小さい人を最適な音量に調整できます。また、外来ノイズ対策などの必要に応じて、受信ユニットの動作を個別に停止させることも可能です。